佐藤 フェルナンド
アルゼンチン
日系スカラーシップ留学体験談~佐藤さん
どうして日本へ留学しようと思ったのですか?
日本への留学を決意した理由は下記二点です。
一点目は、日系人として、親の故郷を知り、日本の文化にふれ合いながら、日本について学びたかったからです。
二点目は、グリーン技術を身に着けるためです。皆様もご存知の通り、日本は世界的に技術開発に優れた国であり、最新技術を学べる理想の場所です。
日本での生活はどうですか?
日本のもっとも良いところが、非常に安全な国であることだと思います。私自身は日本の生活にはすぐ慣れましたが、やはり母国にいる家族と友達は恋しいです。NFSAは我々にとって、かけがえのない居所で、考え、心配事、情報を共有できる場所です。その中でも、NFSAの研修は多くのものを学び、絆を強化できる場です。
最後、日本へ留学される方へのアドバイスとして、自分の専門分野のデジタル本や講義録を持ってきた方が良いと思います。入学試験の準備及び研究に役に立ちます。
どのような勉強・研究をしていますか?
私の専門分野はグリーン技術であり、その中でも、輸送部門のエネルギー及びCO2削減に着目した研究を進めています。廃車のリサイクル及びコストを綱領しながら、自動車のライフサイクルの最適化を目指しています。
留学を通して、日系人としての意識が変わりましたか?
来日し、日本文化を学ぶなか、自分の日系人としての意識は変わりました。アルゼンチンにいるときは、日本の良いところしか聞かないのですが、南米も日本に無い良いところもいっぱい有ります。アルゼンチンで生まれ育ち、日本に住めたことにより、私達日系人は両文化の良いところをとった、優れた存在であることを再認識できました。
将来の夢は?
グリーン技術を更に学び、博士課程を卒業後、母国へ帰国します。アルゼンチンで大学教員になりながら、社会に役立てる研究を続けたいです。
これから留学を考えている人へメッセージを!
自分に自信をもって、自分の限界を決めず、前に進んで下さい。