ムカイ フェリペ ナオト

どうして日本へ留学しようと思ったのですか?

ブラジルで日本語教師を何年間やっていました。しかし、ブラジル日本語センターで日本語教師向けに研修会や講義をすることが多くなり、日本語教育の学術的な知識の不足を感じ、日本の大学院に留学を決めました。

日本での生活はどうですか?

事前に受験する大学の先生と連絡をとり、その大学の先輩と繋げたほうがいいと思いました。私も、指導教員を通じて何人かの先輩とオンライン会議をして、実際の大学院生活について聞くことができました。そして、実際に来日すると、ある程度友達がいて生活が楽しくなります。また、NFSAの先輩や後輩が日本全国にいて、一人ではなくお互い助けながらやっているのが日系スカラーシップの一番良かったところだと思っています。

どのような勉強・研究をしていますか?

主にブラジルの日本語教育について研究しています。日本と異なるタイプの日本語教育がブラジルで実践されていますが、その存在がまだ薄いと思っております。そのため、大学院や学会などで研究の基本を学び、ブラジルで応用できる研究をして、ブラジルの日本語教育を世界に広めていきたいと思っております。

留学を通して、日系人としての意識が変わりましたか?

ブラジルにいた時は、外見から「日本人」であると判断されがちでした。しかし、自分の中では、「日本人」ではなく、「ブラジル」と「日本」の文化を行き来する「日系人」という意識がありました。今回の来日で、それを誇りに思い、研究活動などに大いに取り組んでいるように思っております。むしろ、「日系人」という要素を表に出すことで、研究自体のオリジナリティが生まれたように思えます。

将来の夢は?

南米の日本人移民が100年前以上に始まり、「日本」の存在が絶大たと思います。しかし、日本語教育分野での南米の存在がまだ薄いように感じます。そのため、これから研究者として、その状況を変えていきたいと思っております。

これから留学を考えている人へメッセージを!

勉強、仕事などが簡単なものではありません。しかし、しっかりと現実的な目標を持ち、こつこつ取り組むことで、その目標が達成されると思います。