1. HOME
  2. ブログ
  3. 留学生会からのお知らせ
  4. Nrm/Ep. 16 – 移動するわたしたち
BLOG

ブログ

留学生会からのお知らせ

Nrm/Ep. 16 – 移動するわたしたち

みなさん、こんにちは。22期生のなるみです。

修士1年の春学期が無事終わり、夏休み真っ最中です!大学院の友達や留学生仲間と遊びつつ、時々東京を離れて新しい景色を見たりしています。20代最後の夏、そして学生としてゆっくりできる最後の夏でもあると思うので、今のうちにできることを!といろいろ楽しんでいます。

先日、叔父と一緒にはじめて長野県上田市に行きました。両親や親戚がデカセギとして1989年に来日した時に最初に住んでいた場所です。真田幸村の出身地として知られ、上田城や眞田神社があるなど歴史ある地であることに加え、1998年長野オリンピック開催を機に発展した街でもあります。オリンピックに向けて北陸新幹線が整備されていた時期に、家族はそこに住んでいました。

叔父から来日当時のエピソードやこれまでの日本での生活などについてたくさん話を聞きながら、かつて住んでいたアパートの跡地などを回りました。叔父はちょうど私ぐらいの年齢で来日して、当時はみんなが「オリンピックの頃にはもう帰っているだろう」と話していたそうです。気づけば37年も経って、日本生活の方が長くなっていました。当時ペルーでは先が見えない状況で、決して自分たちの意思や選択だけでの移動ではなかったと思います。沖縄からペルーに渡った世代から、何度も移動を繰り返したのち、いまこうして自分が選択して、自分の意思で日本に来れていることは決して当たり前ではないと、改めて思います。

長野や出身である群馬に帰って少し都会から離れてみましたが、最寄りまで戻ってくると不思議と安心感を感じるようになりました。実は、地方に行くと自分だけがせかせかと歩いていて、「東京っぽさ」が少し染み付いてしまっているのではないかと感じています。1年半ぐらいが経って、東京もホームになったなと感じる夏です。

22期生 なるみ