『舞MY書き綴り』#17 舞踊の試験、無事終わりました!
ハイタイ!ブラジルのりえです。
舞踊の試験、無事終わりました!心臓がバクバクして、とっても緊張しました。コロナ感染拡大防止のため、今年のコンクールは少しルールの変更がありました。化粧は舞台化粧ではなく、普段化粧。そして、髪は自分でお団子を作る。そして、一人の受験生に対して、2人までの付き添い。できるだけ先生と受験生の密着を避けるためだそうです。
昨日は9時に道場集合だったので、朝の8時半に先輩が家に迎えに来てくれました。いつもならたくさんの先生方がいらっしゃるそうなのですが、コロナで今年は付き添いの先生方のみ。道場では一回「綛掛」を踊り、家元に挨拶をして、お祈りをし、荷物を持って会場へ向かいました。写真は出発する前にとったものです。
初めてのコンクールでしたが、全体的に緊張感はありながらも落ち着いている感じがしました。少し早めに楽屋に着いたので、着物を干した後はおにぎりを食べて、軽く化粧をして待機。二人の先生に着付けをして頂いた後は、小道具を持って舞台へ。先生方の緊張も伝わってきました。舞台袖で深呼吸をしましたが、もう心臓の音が聞こえるほど緊張していたので、自分に何度も「大丈夫」と言い聞かせながら、スタンバイ。そして、舞台に向かって一礼し、曲が始まってからはもう何も考えずにただ踊りに集中しました。緊張はしていましたが、久しぶりの舞台だったので、ワクワク感もあり落ち着いて踊ることができました。踊りが終わった後は、もう一度舞台に向かって一礼して、退出。楽屋に戻り、すぐ着物を取って、またお稽古着を来て道場へ戻りました。次は男踊り「上り口説」。道場でお昼ごはんを食べて、最後に家元に「上り口説」一回を見て頂き、そして道場を出発。楽屋で髪のセットをして、そして先生方に着付けをして頂き、また舞台へ。曲ずれしないかとても心配でしたが、2曲目も無事踊りきりました。
道場に戻ると、「どうだったね?ちゃんと踊れた?」と家元がとても心配そうに聞いてきました。「はい、踊れました!」と返事をしたら、笑顔で「あ~良かったさ!もうずっと心配して落ち着けなかったよ。あんたよーもう~」と安心した様子でした。コンクール稽古で私はよく曲ずれし、指摘されたところが直ったら、また別のところがおかしくなりがちだったので、家元はとても心配していたようです。(笑)
時計を見たら、もう17時くらいになっていました。コンクールが終わって、今やっと夏休みに入った感じです。来週の木曜日に結果が出るので、またご報告したいと思います。応援のメッセージをくれた同期や先輩の皆さん、ありがとうございました!m(_ _)m
ではまた来月!
17期生・ブラジル
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