渕上 ラファエル 広志

ブラジル

日系スカラーシップ留学体験談~渕上さん

どうして日本へ留学しようと思ったのですか?

尺八という日本の伝統楽器について研究しようと思ったからです。

日本での生活はどうですか?

日本の生活は楽しいです。日本では、多様な文化活動が溢れ、私が所属している大学は非常に良く、すばらしい練習室、研究室、図書館、加えてすばらしい先生方もいらっしゃいます。また、日本社会はブラジルの社会と大きく異なり、その異文化体験も目をみはるものがあります。NFSA留学生として、様々な南米の国・地方の友人を作ることができ、彼らに大きなサポートをいただき、楽しく交流しています。

どのような勉強・研究をしていますか?

現在、東京音楽大学大学院博士後期課程音楽教育学の分野で、尺八について研究しており、また国際尺八研修館で尺八の吹奏や合奏技術なども学んでいます。

留学を通して、日系人としての意識が変わりましたか?

日系人としての意識が変わったか変わってないかはっきりわかりません。けれども、私は尺八との関係、また日本の音楽との関係も深めることができました。日系人であり、尺八奏者・研究者の私が和楽器の普及に貢献することができれば幸いです。

将来の夢は?

私の夢は、サンパウロかポルトアレグレで尺八の稽古場を作ることです。加えて、ブラジルで尺八の普及活動をすることです。ブラジルに限らず、多くの人に尺八を教え、演奏活動も行いたいと思います。

これから留学を考えている人へメッセージを!

日本に留学したいなら、日本語をいっぱい勉強しておいてください!