河田 アラン 博士

ブラジル

日系スカラーシップ留学体験談~河田さん

どうして日本へ留学しようと思ったのですか?

子供のころ日本に住んでいたこともありますが、きっかけとしては工学の分野では日本のほうが研究が盛んであると思ったからです。

日本での生活はどうですか?

初めはあまり簡単ではないと思います。慣れるまでに時間がかかり、サポートしてくれる人もすぐ近くにいないところはとても大変だと思います。もちろん、いいところもたくさんあります。しかし今のところ、ほとんど家と大学の往復しかしないため、生活については多くの経験をしているとは言い難いです。
大学生活以外では、NFSAの活動とボランティア活動はとてもいい経験をしていると思います。あまりふだん接することのない人と交流をするのは楽しいと思います。

どのような勉強・研究をしていますか?

人間に関する研究や人間をアシストするロボットの研究です。

留学を通して、日系人としての意識が変わりましたか?

ブラジルにいた時は「日系人」という言葉を聞いたことがありませんでした。なぜなら日本にいた頃は外国人扱いされ、逆にブラジルにいた頃は日本人扱いをされました。だからこの奨学金に参加してから、自分と同じ境遇の人が沢山いることに気付きました。

将来の夢は?

私の夢はエンジニアとして、より良いプロフェッショナルになることです。そしてブラジルと日本の異文化と技術を取り入れた新技術やロボットを開発することです。

これから留学を考えている人へメッセージを!

とても素晴らしい経験だと思います。しかし準備はしておいてください。