全部やらなくていいー瀬谷ジョン
どうも、ジョンです。 徳島大学の編入試験の勉強で、本当に忙しくなってきました。僕には、一度何かに夢中になると時間を忘れてのめり込んでしまう癖があります。今回はまさにその勉強の内容に惹きつけられ、毎日8時間くらい勉強してしまっています。「1日8時間も勉強したら倒れて病院に運ばれるんじゃない?」と思われるかもしれませんが、ずっとこのペースで続けるわけではありません。編入学試験のプレッシャーもありますが、夢中になっている理由はそれだけではないんです。
(ここから少し数学の話になりますが、面白いところまで飛ばしてもらっても構いません!)
先週の土曜日から久しぶりに、「極限」の計算と「マクローリン展開」という関数の特別な展開方法の問題に熱中しました。 それがどういうものかというと、変数xが0に近づく極限の計算では、普通にやると意味のない「0」ばかりになってしまうところを、展開を通すことで「本当に役立つちゃんとした数字」だけを抜き出せる、というアイデアです。 ものすごく複雑な関数があったとしても、無限の足し算に変換することで、問題なくちゃんとした数字に変えられるんです。極限とは、時間や距離が限りなくどこかに近づく瞬間のことです。 こんな形をしています。
例えるなら、あなたの手元に、部屋をピカピカに綺麗にするための「完璧な片付けマニュアル」があるとします。本来なら、これを最初から最後まで全部やりこなさないと部屋の綺麗さは保てません。非常に面倒です。 マクローリン展開は、その面倒なマニュアルを「部屋の見た目に影響を与える優先順位のリスト」に書き直す作業です。
まだ部屋の片付けが終わっていないのに、テーブルの上がピカピカでないと怒るお客さんが到着してしまいました。テーブルの綺麗さに変なこだわりがある人です。入室するまで、あなたに残された時間はほんの一瞬。全部終わらせるのは物理的に無理です。 その時、あなたのマニュアルの優先順位はこのようになります。
あ:床のゴミ(このお客さんには関係ないから無視!)
い:掃除機(これも無視!)
う:窓ガラスを磨く(時間がない!!)
え:テーブル(これだ!サッと拭くだけで十分!)
このリストのおかげで一瞬でテーブルを拭けました。掃除を全部終わらせることはできませんでしたが、なんとかお客様を満足させることができました。
これって、私たちの人生にも共通する部分があると思います。 仕事や勉強、人間関係など、一度にたくさんのことが起きて圧倒されてしまう時(極限の問題)がありますよね。そんな時こそ、マクローリン展開を思い出せばいいんです。 「どうせ全部ごちゃごちゃなんだから、まずは一つを選んで、せめて目の前の問題を解決すればいい」と。 それこそが、余計なストレスを抱えずに幸せに生きるコツだと私は思います。ちっぽけな問題でも、解決できた時はものすごく気持ちがいいものですよね?
話は変わりますが、先月の24日に徳島大学の訪問で四国へ行きました。徳島県も大学の環境も素晴らしいと思いました。先生にノーベル賞関連の展示なども案内していただき、とても印象に残っています。 徳島の後は、高知県へ伺いました。僕と同じ23期生のマリアが、高知市にあるいろんな素敵な場所へ連れて行ってくれました。できれば次に徳島へ行く時にも、もう一度高知へ遊びに行きたいです。ありがとうね、マリア。



