ハイリスク・ノーリターンズ
南米現代美術のゲリラ戦術
青山目黒、7月11日までに開発されている展覧会が行っています。南米は現在多くの遺跡に囲まれた環境にありながらもアートシーンは正当に評価されていないという2つの矛盾した状況の狭間にいます。そんな中自らが将来の新たな遺跡となるべく独自のアート発信の場が次々と登場しはじめました。この「アートの居場所」への欠乏感がむしろアーティストたちの創作意欲を刺激し、また文化基盤の暖味さゆえにアートシーンがより流動的になったのです。そしていま南米の若手アーティストたちが「南米からの刺客」として立ち上がりました。本展では、23人の刺客たちが様々なジャンル手法でゲリラアートを発信します。果たしてこの伝統と革新のコントラストは不条理な世の中に正義をもたらす一筋の光となるでしょうか?
この展覧会で発想をされている、マリオ・ペーニャ・グエメズの「現地調査」を紹介したいと思います。
2014年、メキシコ・ゲレロ州で43人の学生を消えました。アーティストが学生の遺体を探している間に周辺でいくつかの集団墓地が発見された。この活動の主要人物として、マリオが見た集団墓地からだした材料でこの絵を書きました。
今までその43人の学生の遺体はまだ発見されていません。
16期生
メキシコ
Kameta Mariana