『舞MY書き綴り』#05 人生初の能楽体験
みなさん、こんにちは!ブラジルのりえです。
本日、「みどりの風 練馬薪能 能楽体験ワークショップ」に参加してきたので、その報告をしたいと思います!講師には、能楽の世界でご活躍されている伊藤嘉章さん、古室知也さん、梅若紀佳さんがいらしていました。
ワークショップでは、伊藤嘉章さんによる仕舞「羽衣キリ」を鑑賞しました。謡が始まると同時に、会場の雰囲気も変わり、じーっんとなりました。2020年を生きていることも忘れさせます。(これが芸能のチカラの一つではないかな…と個人的に思ったりしています。)
この「羽衣」と同じく、羽衣伝説をもとに作られた作品が、沖縄の伝統芸能である「組踊」にもあります。「銘苅子(めかるし)」という演目です。以前、沖縄で「銘苅子」を見てきたので、お能と比較しながら観ることができました。やっぱり全然違いますね。衣装も、歌も、雰囲気、すべて。お能の「羽衣」はこういう感じなんだな、と思いながら鑑賞しました。
そのあとは、「羽衣」の謡のお稽古や能面をつけて摺り足、能装束の体験をしました。下の写真は、能装束の着付け体験です。「モデル代表者をやってみたい方はいますか?」と聞かれた瞬間に即座手を上げたら、なんと選ばれました。(笑) 最高に嬉しかったです。
こんな感じになりました。↓
たくさんの着物がかさばり、動きは抑制されます。また、頭は能面と頭の飾りで縛られるので結構きついです。役者さんたちはこのような姿で1時間くらい舞台に立っているそうです。本当にすごいです。自分自身との忍耐勝負のようで、とても体力がいるなと思いました。
他の伝統芸能も実際見に行ったり、体験することは新しい発見に繋がります。今回もとてもいい勉強になりました。
次はお能の舞台を観に行きたいです。
以上、
17期生・ブラジル
Rie
P.S. このワークショップのことを教えてくれためぐみ、ありがとう!:D