exonemo
1996年に結成された千房けん輔と赤岩やえによるアートデュオがアナログとデジタルツール、物理現実と仮想現実の間の不一致を観察をしている。
『物理的な世界とデジタルの世界の境界はどこですか?』
千房と赤岩はインターネットが日常的になり始めた頃、ウェブページとインターネットブラウザのアルバイトから始まった。彼らの最初のプロジェクトの一つである『discoder1999』では、だれかが検索ブラウザを使用するたびに、コードがプログラミングコードに組み込まれ、インターネットページが壊れていく作品だった。これはユーザーとウェブの背後にある世界との相互作用を意味した。
彼らの芸術作品は現在のテクノロジーやメディアにリンクするのではなく、アイディアにつながっている。メディアとインターネットは人間の延長ですか?
10月11日まで東京都写真美術館で『エキソニモ UN-DEAD-LINK アン・デッド・リンク』インターネットアートへの再接続の展覧会が行われています。
Mariana Kameta
16期生・メキシコ