「南はるじ」
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皆さん
お元気ですか?
2020年、私の祖父「南はるじ」が亡くなってから33年が経ちました。祖父は1920年、18歳くらいの時に熊本からペルーに渡ってきました。祖父は後に祖母と結婚しましたが、戦争の影響で祖父母は数年後に一緒にいられなくなりました。
母は昨年12月に祖父を偲ぶ(しのぶ)カトリックのミサを手配することにしたのですが、コロナウイルスの流行のため、オンラインでカソリックミサを手配しました。
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コロナウイルスが流行する前は、Facebookでカトリックミサをすることを考えるのは非常に難しかったです。しかし、ペルーの厳しい状況を考えれば、それが一番の決断だったと思います。
南家は少し大家族で、私のいとこ、叔父、叔母、姪、甥の何人かはペルーだけでなく、日本やカナダにも住んでいます。そのため、オンラインでカトリックミサを行うことは、みんなで集まって祖父のために祈る、とても特別な瞬間でした。
パンデミック下で生活することのポジティブな側面の一つは、私たちがつながりを保つための様々な方法を見つけることができることだと認めざるを得ません。距離はテクノロジーの問題で解決することができますし、このような経験ができたことに感謝しています。
イトカズ
15期生・ペルー