新しいサイクル
こんにちは。
NFSA 18期生、アウグストです。
このサイクルの移行では、いろいろな激しさが起こりました, 言葉で語ることがとりわけ不可能な体験。
ですから、僕が研究室のコーディネーターの社会的プロジェクトのいくつかを知るようになった 1 つのケースだけをお話ししようと思います。
バンブーグリーンハウスは2009年度のグッドデザイン・サスティナブルデザイン賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。
「現在、日本の多くの地域で里山の放置竹林が拡大し、景観の劣化、耕作地への侵害、猪等の獣害誘因など社会問題となっています。かつて日常生活でみられたタケノコ採取や、農漁業資材・住宅資材としての循環的な竹材利用はなくなり、竹林に人の手が入らず里山環境の悪化が進んでいます。これは、自然と共生してきた私たちの暮らしのバランスが崩れたことに他なりません。このような状況から、現代社会における竹材の用途開拓として、セルフビルドの竹構造農業用ハウスを建設試行したのがバンブーグリーンハウスプロジェクトのはじまりです。」(小林広英)
その活動は、建設プロセスの詳細情報を提供することで、様々な地域で参照され循環的な地域資源利用と持続的な地域社会の創生につながることを期待しています。