1. HOME
  2. ブログ
  3. 留学生会からのお知らせ
  4. #8 D. Megumi “通過儀礼”
BLOG

ブログ

留学生会からのお知らせ

#8 D. Megumi “通過儀礼”

皆さんこんにちは。最近ブログのページがうまくいかず…しばらく投稿できていませんでした。

もうすぐ新しい年が始まります。そして私は大学3年生になります。入学式が昨日のことのようで、高校のお友達が専門学校に入り、そして卒業して、これから就職していく姿を見ると、「ああ、本当に時間って流れているんだな」としみじみ感じます。高校を卒業したのも昨日のようなのに、あれからもう三年も経ったなんて不思議です。

この前、高校の先輩と一緒に日本財団の就活イベントに行きました。中南米で活躍している企業の方々とお話しできるイベントで、もちろんスーツで参加しました。彼のスーツ姿を見て、思わず「うちらはスーツが似合う歳になったねw」と言ってしまいました。高校の頃は制服で「大学で何を勉強しようか」と悩んでいたのに、今は「どんな会社がいいんだろう」「どんな働き方をしたいんだろう」と、悩みの種類もすっかり変わりました。

ここからは、私が大学で勉強している文化人類学の話を少しだけ。
皆さんは“通過儀礼(つうかぎれい、rite of passage)”という言葉を聞いたことがありますか?

通過儀礼とは、人の一生の節目を「ある世界から別の世界への移行」ととらえ、その移行に新たな意味を与える儀式のことです(授業スライドより)。たとえば、日本の成人式、15歳のパーティー、結婚、入学・卒業、入社・退社など…。3月や4月は、まさに通過儀礼がたくさん重なる季節です。

最近の私は、「もう高校の制服が似合わない歳になったんだな」と思ったり、高校の友だちと自然と会う機会が減って、新しい友だちと過ごす時間が増えたり、初めて髪を染めたり、スーツを着て外に出たり、そして前よりも「家でゆっくりする時間」が好きになった自分に気づきました。昔は外に出ていないと落ち着かなかったのに、今は静かな時間が心地よくて、そんな自分の変化にちょっと驚いています。

まさにその“通過儀礼”の途中にいるような気がします。

子どもでもティーンエイジャーでもない、でも完全な大人とも言い切れない。
だけど確かに、少しずつ変わってきている自分がいます。そして今年の自分に、ちょっとだけ期待していることもあります。
インターンシップに挑戦してみたいし、進学のためにも資格の勉強をもう少し頑張りたい。

最近はInstagramもSpotifyもYouTubeも、全部の広告が就活ばっかりで…正直ちょっと笑ってしまうくらい。でも、それだけ“次のステージ”が近づいているってことなんだと思います。

そんな中で、最近家の近くの図書館で借りた本に、心に残る言葉がありました。
キム・スヒョンさんの『私は私のままで生きることにした』の中の一文です。

「心配しても明日の悲しみが減るわけではない。心配は今日を生きる力を奪うだけだ。」

この言葉を読んだとき、胸の奥にあった不安がふっと軽くなった気がしました。
“ああ、今の私に必要だった言葉だな”って。
だから、ここで皆さんにも共有したいと思いました。

これからどんな年になるんだろう。
不安もあるけれど、楽しみもちゃんとあります。
ゆっくりでも、自分のペースで前に進んでいけたらいいなと思います。

そして皆さんの一年にも、それぞれの“通過儀礼”が訪れますように。
お互いに、やさしく変わっていける年になりますように。

一緒に頑張ろうね!!またね!

D.Megumi