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留学生会からのお知らせ

Nrm/Ep. 11 – 繰り返す季節

22期生のなるみです。日本に来て1年が過ぎました!

この1ヶ月は入学手続き、引っ越し、新規生のオリエンテーション、地方に進学する同期たちの送別会など、イベントごとから生活の大きな変化まで、盛りだくさんでした。

桜の季節がまた来ると日本に到着したばかりの頃を思い出します。次の目標のためにこの地に「留学生」として戻り、先のことが全くわからないまま、新しい人たちと新しい生活を始めました。この新しい場所でもやっていけそうだなと思えるようになると、先が見えなくてもワクワクできるようになりました。そう思えるようになったのはこの1年で「居場所」ができたからだと思います。この人生の方向転換と引き換えに、この1年間は感じたこともなかった感情が生まれたり、自分の知らない部分が見えたり、良くも悪くも自分を見つめ直す時間になりました。しかし、いつも家族のような友達や支え合える仲間たちに囲まれて過ごすことができ、大学や様々な場では毎日刺激があり、新たな学びを得ることができました。そんな形で、離れた地にいながらも「自分の人生」を生きているなと実感できるようになりました。

私はもともと日本で生まれ育ちましたが、群馬に住んでいた12歳の小学生の自分にはきっと今の自分が想像もつかなかっただろう、といつも考えます。両親は厳しい時代にデカセギとして日本にわたり、20年以上ここで働きました。子供の頃は「夢」を持つということが現実味を持たず、私も周りの大人と同じような将来を生きるのだろう、と漠然に思うことしかできなかった気がします。しかし、本人たちは夢や目標を叶えられなかったものの、常に勉強をすることや好きなことで生きていくことについては支えてくれました。そんなふうに思えるようになったのは、今までの出会いや貰ってきた機会を通じて「自分だからできること」に気づけたから、だとも思っています。修士課程での研究を通じて、移民の子供や複数のカルチャーを持つ人々が自分の「武器」を発揮できる社会に繋げられたら良いな、と思っています。

新しく「ホーム」になってくれた場所、人にこのを送ります。

22期生 なるみ