東京、私に合うかも KKA 8月
でも、私の経験をお話しする前に、まずは簡単にJapan-LACについて説明したいと思います。
Japan-LACは、米州開発銀行(IDB)と日本が開催したビジネスフォーラムです。今年は、日本がIDBに加盟してから50周年という大きな節目の年でした。
このフォーラムは、日本とラテンアメリカ・カリブ地域をつなぎ、貿易や投資、そして新しい協力の機会を作ることを目的としています。
だからこそ、私にとっても本当に特別な経験になりました。
私はこれまでボリビアで、輸出企業やMSMEと一緒に仕事をし、海外市場へのアクセスや国際展開について関わってきました。だから、ここ東京で、ラテンアメリカの企業と日本企業が実際に直接会って、ビジネスについて話している姿を見ることができたのは、本当に感動的でした。
その瞬間、改めて思いました。
「これが私の好きなことなんだ。」

日本に初めて来たとき、私はずっと「東京は、たぶん私には合わない」と思っていました。私は静かな場所や緑のある場所、海、小さな町など、ゆっくりして、ただ呼吸できるような場所が好きです。そのため、東京は私が好きなものとは正反対に感じていました。大きすぎて、忙しくて、何もかもが一度に起こっているような感じがしていたからです。
でも、そんな私にとって、JAPAN LAC 2026は特別な経験になりました。私はボランティアをすることが大好きで、実は日本に来てから、ボランティアをする機会がなくて少し寂しく感じていました。だから、久しぶりに人を手伝ったり、いろいろな人と出会ったり、誰かとつながったり、イベントの一員として活動したりすることができて、本当に嬉しかったです。その時間を通して、久しぶりに「自分らしい自分」に戻れたような気がしました。
今回のJapan-LACは、私が大切にしているものがたくさん詰まったイベントでもありました。ラテンアメリカ、日本、国際貿易、そして私のこれからのキャリアです。大統領にお会いする機会があったり、たくさんの新しい人と出会い、仕事につながる貴重なつながりを作ることもできました。また、ボリビアで輸出やMSMEの仕事をしていた私にとって、ラテンアメリカの輸出者と日本の輸入者が実際に交渉しているところを目の前で見ることができたのは、本当に感動的でした。「これが私の好きなことなんだ」と改めて感じた瞬間でした。
さらに、たくさんの日本人の友達もできました。これから日本語を練習する相手が増えたことも嬉しいです。しかも、何人かはポルトガル語を話すので、気づいたらポルトガル語でコミュニケーションをしていました。そして今度は、みんながスペイン語を勉強したいと言ってくれて、まさかの言語交換まで始まりました。
そして、一番おもしろいことは、私が少しずつ東京を好きになってきたことです。自分でも信じられません。東京はまだ大きくて、忙しくて、人も多いですが、今は少しずつ、この街の違う一面を知ることができています。もちろん、週末には静かな場所や自然のある場所に逃げたくなることもあります。でも、それでも今は東京に帰ってくると、前よりも少し嬉しい気持ちになります。
東京が私に合わないと思っていたけれど、もしかしたら、私はまだ東京を知らなかっただけなのかもしれません。



