鈴木ヒラク
1978年に生まれ、東京藝術大学院卒業後いろいろな国で制作していました。
『かくこと』がメインですが、インスタレーション、パフォーマンス、平面、映像、壁画、彫刻、たどの制作を展開されて、国内外で拡張しています。
子供の頃から人類学に関心があり、シンボルとアルファベットの起源について疑問に思いました。洞窟で発見された壁画 シンボルが文字となり、普遍的な言語の境界を広げ続ける世界を作品で表現しています。
彼には『線を書く』ことは2Dの表現だけではなく、チューブの形でAポイントからBポイントをつなげることは人間の想像力の意味です。過去-未来、距離、生死を結ぶものとも言えます。チューブというと柔軟・3D、線でいうと分割をイメージできます。
ルネッサンス時代は現実を絵で表現しました。しかし世界はいつも動いています。目で見えない世界もあります。現代を「かく」ということは、目の前の世界を表現するだけでなく、絵を突き抜けて他の世界を視覚化する窓だと考えています。
彼は空間と時間の間の見えないチューブを探し続けています。
16期生
メキシコ
Kameta Mariana