渡辺省亭
1851年に江戸で生まれた日本画家で、パリに留学した最初の日本人アーティストの一人でした。
当時の他の芸術家とは異なり、彼の教師である菊池容斎は、渡辺に鳥や植物、そして自然の現実の色を長時間見させました。 この形、色、そして最も重要な点は環境と感覚を観察し表現した渡辺の絵画を通して感じることができます。
光のコントラストの代わりに彩度を使用して質感とボリュームを表現することは、当時の多くの西洋の芸術家に感銘を与えました。 彼がドガの前で描いた絵をプレゼントとして贈ったという話があり、それはドガが生涯にわたって保管していたものです。
今月中、芸大美術館で開催されていた展示会は、コロナウイルスの影響で休館となりましたので、大学の学生や教職員は、展示会に参加し、学芸員の話を聞き、個人的にこの展示会を見る機会がありました。
これらの絵を実際に間近で見ると、絵に入り込む感じで、写真やスクリーンでは伝わらないような風景の環境や詩を感じることができます。 そのため、実際の体験をリモート接続に置き換えることはできませんと思いました。
https://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2020/seitei/seitei_ja.htm
16期生
メキシコ
亀田マリアナ