皆さんこんにちは！お元気でしょうか。

この度は私の大学のサークルについてお話をしたいと思います。以前の記事でも紹介させていただいたと思いますが、私は難民支援サークルの代表として2年目になりました。以前の活動は、対面式の交流が中心だったので、継続して活動するのは大変でした。パンデミック前は、拘置所の収容者を訪問したり、毎月イベントを開催して、難民の方々との交流が多くありました。また、他のNGOと協力してセミナーを開催したり、全国の高校を訪問したり難民の状況について発表をしたりしました。しかし、パンデミックになってからは、大学は対面式の活動をすべて中止をしてしまいました。そのせいで、私たちは難民を支援するための新しい方法を見つけなければなりませんでした。

そこで私たちは、日本最大のフードバンクと提携し、難民の方々に毎月食料品をお届けすることにしました。それに加えて、シャンプーや石鹸、トイレットペーパーなどの衛生用品も送るようにしました。私たちにとっては基本的な必需品ですが、労働許可証をお持ちじゃない難民にとっては、個人や団体の優しい心に頼るしかありません。また、学校のプレゼンテーションやウェビナーをオンラインで行う必要もありました。

それに加えて、良いニュースとしては、政府が入管法の改正を断念したことです。改正案には、2回以上難民申請をした庇護希望者の強制送還を犯罪化または合法化するものがありました。難民は迫害を避けるために母国を脱出するのですが、そのことをもっと多くの人が理解し、彼らを退去させようとするのではなく、社会に溶け込ませる手助けをしてほしいと思います。

ちょっと深刻な話になってしまいましたが、いつものようにお気をつけください。近いうちに皆さんとまたお目にかかれますこと、そして新期生にお会いできることを願っています。

めぐみ

15期生

フィリピン