日本語学習の支援
#30
みなさまいかがお過ごしですか?東京はとても暑く、どうやら今年の夏は猛暑日の最高記録を超すようです。前はエアコンを出来るだけ我慢していたのですが自分の体調のためにも我慢するのを少しやめました。環境には配慮したいと思うのですが…
やっと今週夏休みに入りましたが、今年の夏休みは予定をたくさん入れていて忙しい週もあるのですが、同時に少し修士論文も進めないといけないので大変です(笑)
さて今回は前回の続きではなく、大学のTAについてお話したいと思います。わたしは大学で留学生の日本語学習を支援するTAをしています。そこでは留学生の様々な日本語学習に関する相談、さらには日本の文化や生活に対しての悩みを聞くことがあります。私の専攻は日本語学習とは関係ないのですが、私の今までの経験と知識が活かせるならと思い参加しています。
先日、機会があって1年ほどTAとして話していた学生と実際に会うことができました。その学生は私と話すことで日本語能力が向上したと思うや日本の生活に慣れることができ、モチベーションを保つことが出来たと言っていました。私自身の雰囲気も話しやすく、めぐみさんのおかげで留学生活がよくなったと言ってくれました。そう言ってくれて私はとても嬉しかったです。
メインは日本語の学習支援なので、文法や語彙、会話練習の相手を務めますが、それを行う上でもそのような考えに至った経緯を把握し、その人の人柄に合ったアドバイスをする必要があります。悩みや性格は十人十色で同じような対策はなく、勉強方法も違います。なので私は常に人は違くて当たり前ということを念頭に置きながら、活動するようにしています。私も日本で住み、その後ブラジルに帰国した経験から自分がマイノリティーになる環境と母語が通じない環境で生活し、苦労することがありました。そのため可能な限り相談者に寄り添えるよう努力をしています。
この経験から多文化に対する理解も深め、実際にどのような行動や配慮をするべきなのかを学び、そして私の経験と日本語力を他の人を助けるために使えるのはとても大事で素敵なことだと思いました。引き続き日本語と日本文化を理解しながらも外国人として日本に暮らす日系ブラジル人として、自分の強みを活かし他の留学生の支援をさらに行えればと思います。
今週末はまちに待ったSWSなので楽しみにしています。
17期生 ブラジル
めぐみ