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留学生会からのお知らせ

Re:ゼロから始める日本生活 第二十四章

日系の皆さんなら分かってくれると思いますが、僕らは人一倍「お別れ」を経験しています。それは日本や自国へ移住してしまう人が多い事が主な原因です。皆さんこんにちは、月一のヒロ君です。桜の季節がやってきました。この時期は、多くの生活の変化と共に出会いもあり、別れも多くあります。我らがNFSAでもこの時期出会いである「新期オリエンテーション」と別れにあたる「卒業生最終発表」が行われます。今回この二つは同日行われたのですが、卒業生ともしかしたら最後、もしくはしばらく会えない状況に新規を紹介されてどちらに話かければいいのか迷っていました。

今回卒業していったメンバーは私がNFSAに入った時から先輩として歓迎してくれた方々だったので、次の研修からは一緒に参加できない事を考えると違和感があります。部活の先輩が卒業するのと似たような気持ちなのでしょうか。ペルーには部活動はなかったので何とも言えませんが。

最終発表では卒業生が自分の学業での成果を発表してくれます。前にも話したかもしれませんがNFSAファミリーといえども人数が多い事から他のメンバーがどのような研究や勉強をしているかというのは分からないことも多いです。専門性が違うので、単純に理解するのに時間がかかるというのもありますが、研修などの限られた時間の中で、わざわざその時間をもうけることが少ないのです。そういえば一度、ガチの理系20期生のツッチーさんに研究内容を尋ねてみたんですけど、次々に飛び出す専門用語に驚き、ほぼ何も理解できないまま終わってしまいました。彼のインスタにもたまに研究の進捗が挙げられているのですが、正直全く分かりません。温かい目で見守る事しかできませんね。このような状況のメンバーがいるので、この最終発表は彼らが分かりやすく研究内容をまとめてくれているので、普段あまり目にしない彼らの研究者の顔、そしてその研究テーマを知ることが出来て二重に美味しいです。

今回僕の中で凄いなと感じたのは最長生の二人です。彼らは大学でデザインを学んでいたのですが、一方は自身の書いた漫画、もう一方は自分でデザインした鞄を持ってきてくれました。どちらもプロとしか言い表せない素敵な品々で、これからの活動に期待が高まります。NFSA卒業生の皆さんはいったいどのような生活をしているのでしょうか。去年のように次期夏の研修であったことない卒業生をお招きするのも悪くないかもしれませんね。

さて、そしてこの日もう一つのイベントが「新期生オリエンテーション」です。新しい後輩が来るという事で、今回は私も参加してきました。今期はめずらしく、コロンビアやメキシコ、パラグアイの人がおりNFSAに新しい風が吹く予感がしました。いつもどおり多種多様な研究を志望する人が多かったです。大先輩として負けられませんね。

話こそあまり出来なかったのですが、オリエンテーションの後にカラオケに誘い、卒業生も合わせて全員で夜まで歌いましたとさ。

最後になりますが、新期生を歓迎すると共に、卒業生の旅立ちを応援して今月のブログを締めようと思います。

それでは皆さん、また来月!