#Asamin20 日本語で観る楽しさを見つけて
私の一番好きな趣味のひとつは、映画やアニメを見ることです。
でも、日本に来てからは、そうした「当たり前の楽しみ」をあまりしなくなってしまいました。
一番大きな壁はやはり言葉でした。日本語の勉強に集中する必要があり、ほとんどの時間を勉強に使っていたからです。
さらに、見たいアニメの多くにはポルトガル語や英語の字幕がなく、字幕がある作品でも配信されるまでにかなり時間がかかることがありました。そのうち、自然と映画やアニメを観る習慣が減ってしまいました。
また、日本ではIPアドレスが違うため、配信される作品も変わります。
プラットフォームによっては日本で利用できないものもあり、最初は少し不便に感じました。でも、時間がたつにつれて、それが当たり前になっていきました。
そのうえ、私は自分の目標に集中しすぎて、趣味のことも後回しにしていました。
日本語を上達させたい、奨学生としての目標を達成したいという思いが強すぎて、「結果」ばかりを見ていたのです。そして、「途中の過程」を楽しむことを忘れていました。
日本語がまだ上手ではないことに恥ずかしさを感じていて、間違えることが怖くて、日常会話ですら話すのをためらうこともありました。でも、ここ数ヶ月で思い切って挑戦してみることにしました!
最近は、日本語で映画やアニメを観たり、日本語字幕付きで観たりしています。そして、ずっと行きたかったアニメ映画も映画館で観るようになりました。
驚いたのは、なんとセリフやジョーク、物語の流れの90%を理解できたことです。とても嬉しくて、自信にもつながりました。『鬼滅の刃』のように少し難しい言葉や古い表現が使われている作品も、思ったより理解できましたし、新しい単語も覚えました。『チェンソーマン』も観ましたし、今は『呪術廻戦』の続きが楽しみです!
この経験から学んだのは、「恐れ」や「恥ずかしさ」は、実際よりも自分の中で大きくしてしまっているだけだということです。一歩踏み出してみると、「あれ?意外と大したことなかったな」と感じるものですね。
今は、日本語を使って学び、成長できるチャンスがもっと増えるように願っています。