1. HOME
  2. ブログ
  3. 留学生会からのお知らせ
  4. KM #02 – バランスを保つことの代償はどれくらいだろう?
BLOG

ブログ

留学生会からのお知らせ

KM #02 – バランスを保つことの代償はどれくらいだろう?

最近、一日一日があっという間に過ぎていくように感じます。やりたいことはたくさんあるのに、なかなか全部はできません。頭の中はいつもいっぱいで、時間に追われながら走り続けているような気がします。

今月はとても不安を感じることが多かった一方で、大学進学に向けて大きな前進もありました。

私は二つのオープンキャンパスに参加しました。一つは東京にある大学です。特に進学を考えていたわけではなく、純粋に見学してみたいと思って参加しました。説明会に行くと、当然ながらすべて日本語で行われていました。そんな中、一人の学生が私のために内容をずっと通訳してくれました。その後、彼女自身の大学生活についてもたくさん話を聞かせてもらいました。

本当に感謝していて、連絡先を聞きたいと思ったのですが、結局聞けませんでした。恥ずかしかったからです。日本人と知り合うたびに、どこまで踏み込んでいいのか分からず、いつも目に見えない壁を感じてしまいます。

もう一つは、私の第一志望の大学でした。研究室を見学し、指導希望の先生の学生たちとも話すことができました。また、修士課程や博士課程を目指す他の受験希望者とも出会いました。いわば将来のライバルかもしれません。

私たちは自己紹介をし、それぞれのポートフォリオを発表しました。日本人も留学生もいて、皆とても優秀で才能にあふれていました。その姿を見て大きな刺激を受け、この環境で学べることの素晴らしさを改めて感じました。

大学や先生を実際に訪問すると、「早くここで学びたい」という気持ちが強くなり、とてもわくわくします。

最近はポートフォリオや研究に力を入れ、勉強も頑張っています。しかし、あまりにもやることが多くて、時には圧倒されてしまい、つい先延ばしにしてしまう日もあります。日本語の授業もどんどん難しくなってきていて、すべてを両立することが以前より大変になっています。

また、これは自分の課題だと思うのですが、遊びに出かけると少し罪悪感を覚えてしまいます。

なかなか理想的な生活リズムを作ることができず、夜遅くまで起きてしまったり、朝も思ったより遅く起きてしまったりする日があります。そんな日はあまり生産的ではなかったように感じて、少し落ち込むこともあります。

仕事から帰る頃には精神的にとても疲れています。それでも、この経験がどれほど貴重なものなのかを思い出し、感謝するようにしています。

気が付けば、二か月前の自分とはまるで別人のように感じます。大変なこともありますが、母国にいたままだったら、ここまで成長することはできなかったと思います。

そして最近、改めて感じていることがあります。

ブラジルには「ブラジル流」と呼ばれる柔軟な考え方があります。問題があれば、みんなで工夫して、できるだけ簡単で効率的な方法を探します。以前は当たり前だと思っていましたが、日本に来てからその価値を強く感じるようになりました。

一方、日本では決められた方法やルールを大切にします。たとえもっと簡単なやり方があったとしても、標準的な手順に従うことが求められる場面が多くあります。柔軟性が少ないと感じることもあり、まだ戸惑うことがあります。

それでも、その違いを理解しながら、少しずつ学び続けています。

バランスを保つことは簡単ではありません。

けれど、その難しさの中にこそ、自分自身の成長があるのかもしれません。